【熱帯魚の病気】
熱帯魚を飼っているなかで、一番心配なのが『病気』。。。
ほうっておくと水槽中に病原菌が蔓延してしまって最終的に水槽が崩壊した・・・
なんてケースも珍しくありません。 熱帯魚の病気には伝染力が強いものもあり『早期発見・早期治療』がとても重要です。
病気に気づいたときにはもう水槽中に蔓延していた、なんてことのないように日々の体調チェックをしっかり行いましょう。
~病気の熱帯魚の見分け方~
病気にかかった熱帯魚というのは、毎日水槽をチェックしていると分かるようになってきます。 ここでは病気にかかった熱帯魚の主な特徴を並べてみます。
餌の食い付きが悪い
人間でもそうですが、病気で体調を崩してしまうと食欲がなくなってきます。
エサを与えても寄ってこない、食べてもエラなどから吐き出してしまう、等の症状がある魚は注意して観察するようにしましょう。
底砂や水槽の壁などに体をこすりつけている
これは寄生虫などが付着して、体が痒かったり痛かったりした場合に熱帯魚がとる行動の一つです。
体に寄生している虫が魚の体表を覆っている粘膜に傷をつけてしまって神経が過敏になってしまうのが原因のようです。
その他、『白点病』のときにもこのような行動をとったりします。
シッポやヒレが溶けている・千切れている
シッポやヒレが溶けているのは典型的な『尾ぐされ病』の症状です。
『尾ぐされ病』は進行も早く伝染力も強いため、早めの隔離と薬浴が必要になってきます。
また、シッポやヒレが裂けている場合は、水質変化(悪化)によるストレスや他魚とのケンカなども考えられるので対処が必要です。
泳ぎ方がおかしい
少し横を向いて泳いでいたり、逆さまになったりしている場合は病気や寿命などによる体力の低下が考えられます。 このような動きをしている魚を見つけたら注意して観察するようにしてあげてください。
発色が悪い
熱帯魚の体の色は『体調のバロメーター』になります。
本来の熱帯魚は体色の美しさが特徴の観賞魚です。その発色が悪いということは、なにかしら体調に異常があるということです。
PHの急激な変化、水質悪化などによるストレス、病気による体調不良など色々な原因が考えられるので、
その他に異常がないかどうかチェックしてみる必要があります。
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